主にテレビ・ラジオの放送脚本を収集・保存・管理して公的機関にて公開する活動です。
番組には脚本・台本が存在します。しかし、それらが体系的に保存される場所がありません。
特に1980年以前の作品は録画ビデオなどが高価だった等の理由から、放送局に音声や映像があまり保存されていません。当時の放送文化を知る手がかりは脚本・台本しかありません。
脚本・台本は大切な文化資産なのですーー。
日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムは、我が国の大切な「放送文化資産」を後世に継承するため、文化庁の委託事業「文化関係資料アーカイブ構築の調査研究」をおこなっております。
現在、特に貴重な昭和期の脚本・台本を収集しております。
脚本・台本をお持ちの関係者の皆様、ぜひご寄贈ください。
脚本アーカイブズ事業は文化庁委託研究調査事業
「文化関係資料のアーカイブ構築に関する調査研究
~放送脚本・台本のアーカイブ構築に向けて~」
の調査研究の一環として活動しております。
過去の活動報告書は「活動記録のページ」から
ダウンロードしていただけます。
日本放送作家協会とのコラボ企画の最新動画が配信されました!インタビュアーは現場で活躍中の放送作家たちです。
今回もゲストはフジテレビで数々のヒット番組の演出&プロデュースを手がけてきた吉田正樹さん。現在もワタナベエンターテイメント会長としてメディア業界をリードするトップクリエイター。インタビューするのは若手作家時代から数々のコント番組を吉田さんともに作り上げた放送作家の内村宏幸さんです。
伝説のヒット番組の裏話や制作者と放送作家のあるべき姿など、他では聞けない貴重なお話をお伺いしています。メディア業界を目指す若者はもちろん、テレビ好きの皆様は是非ご視聴ください!
第3弾 吉田正樹×内村宏幸
1959年生まれ、兵庫県出身。
東京大学卒業後、83年にフジテレビジョン入社。
『笑っていいとも!』『夢で逢えたら』『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』『笑う犬の生活』『ネプリーグ』『トリビアの泉』などを制作し、編成制作局バラエティ制作センター部長、デジタルコンテンツ局デジタル企画室部長も兼務。
09年にフジテレビを退社、吉田正樹事務所を設立し、ワタナベエンターテインメント会長に就任。また、SBIホールディングス取締役やKlab株式会社社外取締役も歴任。
聞き手・内村宏幸(うちむらひろゆき)放送作家
1962年生まれ。熊本県人吉市出身。日本放送作家協会理事長。1989年、放送作家デビュー。これまでに携わった主な番組「オレたちひょうきん族」「夢で逢えたら」「笑う犬シリーズ」「サラリーマンNEO」 「LIFE!」
本日、古舘伊知郎氏インタビュー後編配信!NEW!!
日本放送作家協会とのコラボ企画の最新動画が配信されました!インタビュアーは現場で活躍中の放送作家たちです。
今回のゲストはフリーアナウンサーの古舘伊知郎さん。伝説の"実況モンスター"にインタビューするのは長年ブレーンを務める放送作家の鮫肌文殊さんです。
アナウンサーと放送作家の関係性や古舘流メディア論などをお伺いしています。放送業界を目指す若者はもちろん、テレビ好きの皆様は是非!
第2弾 古舘伊知郎×鮫肌文殊
第3弾 吉田正樹×内村宏幸
…毎週金曜の夕方に配信予定です。
立教大学を卒業後、1977(昭和52)年、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。
「古舘節」と形容されたプロレス実況は絶大な人気を誇り、フリーとなった後、F1などでもムーブメントを巻き起こし「実況=古舘」のイメージを確立する。
一方、3年連続で「NHK紅白歌合戦」の司会を務めるなど、司会者としても異彩を放ち、NHK+民放全局でレギュラー番組の看板を担った。
その後、テレビ朝日「報道ステーション」で12年間キャスターを務め、現在、再び自由なしゃべり手となる。
2019年4月、立教大学経済学部客員教授に就任。YouTubeチャンネル「古舘伊知郎チャンネル」でも様々な企画を配信中。
聞き手・鮫肌文殊(さめはだ・もんじゅ)
1965年神戸生まれ。放送作家。古舘プロジェクト所属。
高校二年の春、雑誌「ビックリハウス」の第17回エンピツ賞(小説)受賞を皮切りに、賞を総なめ。若干19歳で短編小説集「父しぼり」(長征社)を発表。
NHK 特集への出演を機に中島らも氏の知己を得て、放送作家活動をスタートする。
1990年、松尾貴史の勧めで上京。現在に至る。
パンクバンド『捕虜収容所』のボーカルやDJでの音楽活動。
テレビメディアに関するエッセイ等でも活躍中。
◆テリー伊藤氏スペシャルインタビュー 配信中
脚本アーカイブズシンポジウム2024
『作品を支える脚本の魅力とは』
ー文化を伝える放送脚本・台本を未来へー
●挨拶/活動報告 13:30~17:00
文化庁
国立国会図書館
池端俊策氏(日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム代表理事)
「オリジナル脚本の魅力とは」
登壇者: 野木亜紀子氏(脚本家)
羽原大介氏(脚本家)
司 会: 中町綾子氏(日本大学芸術学部教授)
●パネルディスカッション 15:30~17:00
「アーカイブの現在・過去・未来」~脚本アーカイブが目指すもの~
登壇者: 大石卓氏(横手市増田まんが美術館・館長)
田中範子氏(神戸映画資料館・支配人)
山脇壮介氏(日本動画協会事務局次長/アニメ東京ステーション)
斎藤信吾氏(放送番組センター・専務理事)
福井健策氏(弁護士/日本大学芸術学部 客員教授)
司 会: 吉見俊哉氏(國學院大学教授/東京大学名誉教授)
ドラマだけでなく”バラエティ”や”ドキュメンタリー”などのほぼすべて番組に台本があり、放送作家たちが活躍しています。脚本アーカイブズでも多くの構成番組(ドラマ以外)の台本を収集し公的機関で公開しています。
今回は日本放送作家協会とのコラボにより、違う分野でバリバリ活躍中の放送作家たちが互いにインタビューする「スイッチインタビュー」が実現しました!
クリエイターを目指す学生や子どもたちへの熱いメッセージです。
YouTubeで順次配信していきますのでご期待ください!
たくさんのご参加、ありがとうございました。
お申込みが間に合わなかった方にもご視聴いただけるように、アーカイブ動画配信の準備を進めております。もう少しお待ちください。
2022年度、公的機関への第二期寄贈を予定しております。
また川崎市市民ミュージアムが台風被災により閉館中のため、
ご寄贈は昭和期の脚本に限らせて頂きたいと存じます。
なお、ご寄贈受付の締め切りは、2022年2月末日までとさせていただきます。
皆様のご寄贈をお待ちしております。
川崎市市民ミュージアムは、台風第19号により、施設の地下部分が水没したため、現在休館が続いております。
同館にて閲覧していた脚本は3階に所蔵しているため、浸水の被害は免れておりますが、当分の間、脚本の閲覧はできませんのでご了承ください。
詳細は川崎市市民ミュージアムの公式ホームページにてご確認ください。
川崎市市民ミュージアムの一日も早い復旧を願っております。
寄贈脚本を検索できる「脚本データベース」の英語版が公開されました。
今後は作品情報としてあらすじなど順次公開予定です。
※タイトル、氏名はローマ字で表示されています。
一部、読み仮名の不明な氏名など日本語にて表示されます。調査を進め更新していきます。
Questionnaire about the Script Database
◇The Consortium for the Promotion of Broadcast Script Archives in Japan◇
脚本アーカイブズ活動でご寄贈いただいたアニメ脚本を検索するデータベースです。
今後、アニメ脚本家の方々のインタビューもサイトに公開していきます。
文化庁「平成29年度文化芸術振興費補助金メディア芸術アーカイブ推進支援事業」にて公開しています。
ご寄贈頂いた脚本・台本はこちらで検索できます。
※このデータベースは文化庁の委託事業「文化関係資料アーカイブ構築に関する調査研究」の一環として制作運営されています